花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

つまらなかった本

吉川英梨 雨に消えた向日葵

吉川英梨 「雨に消えた向日葵」あらすじを読んで気になったので読んでみました。 小学生女子が雨の日に行方不明になった。その少女は同年代で知らぬ人はいないほどの美少女であり、捜索中にもその容姿から妬みの混じった声が多く聞こえるほどであった。行方…

奥田英朗 「罪の轍」

奥田英朗 「罪の轍」コミュニティで評判になっていたので読んでみました。 舞台は昭和38年。北海道での漁師生活が嫌になった男性が盗みを働きながら憧れの東京へやってきた。一方で強盗殺人事件の捜査をしていた刑事は北国訛りの男性が事件に関わっていそう…

我孫子武丸 殺戮にいたる病

我孫子武丸 「殺戮にいたる病」この本は傑作と聞いて読んでみました。 世間では猟奇殺人鬼が現れたと話題になっていた。その犯人は被害者女性たちの体の一部を切り取って持ち帰っていることからシリアルキラーであるとされていた。犯人視点と捜査側視点で殺…

柚月裕子 盤上の向日葵

柚月裕子 「盤上の向日葵」読もうと思って先延ばしになっていた作品。 ある山中で白骨化した遺体が発見される。その遺体は価値の高い将棋の名駒と一緒に埋められていたため、駒の持ち主を手掛かりに捜査を進める。一方で世間は将棋ブームであり、異例のルー…

柚月裕子 慈雨

柚月裕子 「慈雨」色んなところで評価が高かったので読んでみました。 主人公は定年退職した警察官。今まで関わった事件の被害者を思って遍路の巡礼を始めた。その途中で自分が16年前に担当した少女誘拐殺人事件と似た事件の捜査が行われていることを後輩の…

若竹七海 殺人鬼がもう一人

若竹七海 「殺人鬼がもう一人」amazonで本を探していたら目に留まった作品。 ミステリーの短編集となっています。同じ町を舞台にしていくつかの事件に緩い感じの主人公の刑事が関わるという内容になっています。 この作品を一言で言うならすべてが中途半端。…

柚月裕子 ウツボカズラの甘い息

柚月裕子 「ウツボカズラの甘い息」今回は人からの貰いものです。この作品は色んなところで紹介されているのを見たことがあります。 日頃の忙しさで女性としての磨きを一切しなくなっていた女性はあるとき中学の元同級生と出会う。中学時代は美少女だった自…

綾辻行人 どんどん橋、落ちた

綾辻行人 「どんどん橋、落ちた」本屋さんに行ったら新装改訂版が出ていたので買ってみました。綾辻さんの名作、という評判は前から聞いていました。 読者に向けての挑戦状として書かれた5つのミステリー短編集です。各章は問題編をまず読み、その後推理して…

貫井徳郎 女が死んでいる

貫井徳郎 「女が死んでいる」貫井さんの作品は最近つまらないものが多いので、これでつまらなかったらもう読むのやめるつもりで買いました。「どんでん返し8連発!」と称するミステリー短編集です。はっきり言って、つまらなかった。8つのうち7つの結末は到…

帚木蓬生 安楽病棟

帚木蓬生 「安楽病棟」あらすじが気になって買ってみました。医療ミステリーになるんですかね。 様々な経緯で病棟に入ってくる老人たちが暮らす病棟が舞台。どの患者も認知症の症状を持っているが、次々と不可解な急死が起きる。認知症患者とどう向き合うべ…

伊岡瞬 乙霧村の七人

伊岡瞬 「乙霧村の七人」たまにはホラー系ミステリーもいいかと思い、ちょっと気になっていた作品を買ってみました。 主人公は女子大学生。サークルの旅行で人里離れた集落へ向かっていた。その集落では22年前に一家5人が惨殺され、犯人も死亡するという事件…

秋吉理香子 鏡じかけの夢

秋吉理香子 「鏡じかけの夢」三連休は暑くて、あまり外出せずに本を読んでいました。帯の「清々しいまでのバッドエンド」という文句に惹かれて買ってみました。 磨くと願いが叶うという魔鏡をめぐる短編集です。秋吉さんといえばイヤミスなのですが、今回は…

小林泰三 アリス殺し

小林泰三 「アリス殺し」あらすじ読んでみて面白そうだったので読んでみました。 主人公の女性は不思議の国にいるアリスの夢を毎晩見ていた。夢の中でハンプティダンプティが墜落死したのち、現実でも同じ大学の学生が墜落死していた。同じ大学の学生による…

菅原和也 あなたは嘘を見抜けない

菅原和也 「あなたは嘘を見抜けない」GW二冊目。タイトルが気になって買ってみました。 主人公の男性の恋人が廃墟探索ツアーで訪れた孤島で事故死した。彼女の死を期に喪失していた彼は偶然一緒に探索ツアーに参加している女性を目撃する。それを期に彼女は…

深木章子 猫には推理がよく似合う

深木章子 「猫には推理がよく似合う」「敗者の告白」がよかったので別の本を買ってみました。 主人公は法律事務所で働く女性。その事務所内ではスコティッシュフォールドのスコティが飼われており、主人公とだけは会話をすることが出来た。ある日スコティが…

夢野久作 少女地獄

夢野久作 「少女地獄」amazonでおすすめに出てきたので買ってみました。著者は1889年生まれの古い本です。短編集になっており、一番長い「少女地獄」は虚言癖のある天才的な看護師が周囲を翻弄するというお話です。読まなくていい本です。文章全体が古い日本…

石持浅海 三階に止まる

石持浅海 「三階に止まる」見てびっくり、なんと表紙が真っ黒です。デスノート?横にはタイトルと著者がちゃんと書いてあります。 ホラーとミステリーを融合した短編集です。長さは10ページほどで終わるのもあれば少し長いものもあります。 評判は良かったの…

濱嘉之 警視庁情報官

濱嘉之 「警視庁情報官」今回は貰いものです。読んだことのない作家さん。主人公は警察官。警視庁が情報関連のエキスパートを集めて結成された「警視庁情報室」のメンバーに抜擢される。このチームは極一部の者にしか存在を知らされない秘密のチームとして活…

道尾秀介 向日葵の咲かない夏

道尾秀介 「向日葵の咲かない夏」ミステリー小説を探してたら「読むべきミステリー小説20選」にこれが選ばれているのを見て読んでみることにしました。本好きのコミュニティで何回か題名を聞いたことがあります。主人公の少年はS君の家に夏休みの課題を届け…

森下雨村 白骨の処女

森下雨村 「白骨の処女」本屋に平積みされていたので読んでみました。主人公は新聞記者。放置されている盗難車の中で男性が変死しているのが発見される。被害者は大学生だと分かるが捜査は難航している間に彼の婚約者が謎の失踪を遂げる。大量の血痕が残って…

竹本健治 涙香迷宮

竹本健治 「涙香迷宮」「このミステリーがすごい!2017年度版 1位」というのに惹かれて買ってみました。主人公は天才と称される囲碁棋士。ある旅館で囲碁をしている最中に殺害されたと思われる遺体が見つかる。主人公には残された盤面から何か分からないかと…

乃南アサ それは秘密の

乃南アサ 「それは秘密の」本屋で見かけて面白そうだったので買ってみました。 恋愛に関する心理描写を描いた短編集でした。帯に「ミステリー&サスペンス」と書いてあったのですが、ミステリー要素はありませんでした。また騙された・・・。著者の名前は見…

浦賀和宏 緋い猫

浦賀和宏 「緋い猫」Amazonでおススメされてきたので読んでみました。初めて目にする作者。主人公はヤクザ社長の父親を持つ女子高生。大正デモクラシーの考えに賛同する者が集まるカフェに通っており、そこでリーダー格の男性と恋人となる。しかし仲間の二人…

藤崎翔 神様の裏の顔

藤崎翔 「神様の裏の顔」あらすじを読んで気になったので買ってみました。 ある教師の葬式が舞台。その教師は生徒思いな人柄や振る舞いから知人間では神様のように崇められていた。かつて世話になった参列者の何人かがその当時を思い返すと、彼に疑惑が浮か…