花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

つまらなかった本

竹本健治 涙香迷宮

竹本健治 「涙香迷宮」「このミステリーがすごい!2017年度版 1位」というのに惹かれて買ってみました。主人公は天才と称される囲碁棋士。ある旅館で囲碁をしている最中に殺害されたと思われる遺体が見つかる。主人公には残された盤面から何か分からないかと…

乃南アサ それは秘密の

乃南アサ 「それは秘密の」本屋で見かけて面白そうだったので買ってみました。 恋愛に関する心理描写を描いた短編集でした。帯に「ミステリー&サスペンス」と書いてあったのですが、ミステリー要素はありませんでした。また騙された・・・。著者の名前は見…

浦賀和宏 緋い猫

浦賀和宏 「緋い猫」Amazonでおススメされてきたので読んでみました。初めて目にする作者。主人公はヤクザ社長の父親を持つ女子高生。大正デモクラシーの考えに賛同する者が集まるカフェに通っており、そこでリーダー格の男性と恋人となる。しかし仲間の二人…

藤崎翔 神様の裏の顔

藤崎翔 「神様の裏の顔」あらすじを読んで気になったので買ってみました。 ある教師の葬式が舞台。その教師は生徒思いな人柄や振る舞いから知人間では神様のように崇められていた。かつて世話になった参列者の何人かがその当時を思い返すと、彼に疑惑が浮か…