花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

安藤広大 とにかく仕組み化

安藤広大 「とにかく仕組み化」私の職場で課題になっていることに対して役立ちそうな内容だったので買ってみました。 チームの業務やルールを仕組み化することが現代では重要だと説いています。「仕組み化」は明文化したり、誰でもやり方が分かるようにした…

遠藤かたる 推しの殺人

遠藤かたる 「推しの殺人」第22回『このミス』大賞・文庫グランプリを受賞した作品になったこちらを読んでみました。 主人公は地下アイドルとして活動する女性。コロナの影響によりどの事務所も経営が厳しく、メンバーたちは汚れ役のような接待もしなくては…

岡崎琢磨 鏡の国

岡崎琢磨 「鏡の国」書店で平積みされていたのが気になったので買ってみました。 亡くなった大物作家が残した遺稿「鏡の国」が発見された。デビュー前に完成させたこの作品は自身の経験を書いたノンフィクションであり、それを死の目前に修正したものであっ…

杉井光 世界でいちばん透きとおった物語

杉井光 「世界でいちばん透きとおった物語」昨年の話題になって気になっていた作品を買ってみました。 主人公の男性は有名ミステリ作家の隠し子であった。産まれてから一度も父には会ったことがなかったが、あるとき父が亡くなったと彼の正式な息子から知ら…

長崎尚志 人狩人

長崎尚志 「人狩人」あらすじを読んで面白そうだったので読んでみました。 主人公の女性刑事は驚異の検挙率を誇る刑事と組むこととなった。しかし彼は汚職に手を染めることで検挙していると疑われているために、彼女の役割は捜査に同行しつつ彼を監視するこ…

司拓也 嫌われずに「言い返す」技術

司拓也 「嫌われずに「言い返す」技術」職場の人間関係について今の上司に相談したところもっと言い返すようにした方が良い、とアドバイスをもらったのでこちらを買ってみました。 パワハラというほどではないけど言われると腹が立つ相手に対して「人間関係…

白川尚史 ファラオの密室

白川尚史 「ファラオの密室」このミス大賞受賞作品とのことで気になったため買ってみました。 主人公である古代エジプトの神官は死亡して冥界に旅立とうとしていたが、心臓が欠けていたために神の審判を受けられなかった。欠けた部分を探すためにミイラとし…