花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

市川憂人 揺籠のアディポクル

市川憂人 「揺籠のアディポクル」本屋さんに行ったら市川さんの新刊が置いてあったので買ってみました。 主人公の少年は免疫力が弱いため無菌病棟で少女と二人で生活していた。ある日嵐によって病棟が破壊され、医療スタッフたちも近寄れなくなり二人は施設…

月原渉 鏡館の殺人

月原渉 「鏡館の殺人」前に読んだ「犬神館の殺人」が良かったので別の作品を読んでみました。 鏡館と呼ばれる左右対称でいたるところに鏡が置かれた屋敷に富豪の妾が産んだ娘たちが暮らしていた。年に一度だけ富豪が屋敷を訪れる日、置かれた手鏡から殺害予…

翔田寛 黙秘犯

翔田寛 「黙秘犯」あらすじ書きになって買ってみました。 大学生の男性が殺害された事件の容疑者が取り調べで完全黙秘をしていた。現場の物証はいずれも彼が犯人と物語っていたが、彼を知る人たちからは事件を起こすような人間性はまったく報告されない。そ…

小林由香 イノセンス

小林由香 「イノセンス」小林さんの新刊が出ていたので買ってみました。 主人公の学生はかつて暴漢に襲われているところを助けてくれた男性を見捨てて逃げてしまった。その結果男性は死亡し、見捨てた彼は被害者にも関わらず世間から誹謗中傷を受けることに…

折原一 倒錯のロンド

折原一 「倒錯のロンド」古い作品を読んでみようと思い立ち折原さんの作品を選んでみました。 ある男性が推理小説の新人賞に応募するための作品を執筆していた。難航しつつも自信作を完成させたが、友人に預けた原稿が他人に持っていかれてしまう。再度書き…