社会問題
岡崎琢磨 「HISP 機械仕掛けの方舟」あらすじを読んで面白そうだったので買ってみました。 すべての人を平等に救う、という理念のもとHIPSという扶助団体が誕生した。「財産を所有しない」「労働を含めて一切の経済活動をしない」などの条件をクリアすれば誰…
つけまつげ 「彼女の真実」あらすじを読んで面白そうだったので買ってみました。 三つの時代にて手法は違えど若さと体を商品して稼ぐ女性たちがいた。1992年、援助交際を強要する男性に少女を斡旋する女子高生。2009年、急に姿を消した地下アイドル。2019年…
犬塚理人 「サンクチュアリ」犬塚さんの新刊が去年出ていたので買ってみました。 主人公の女性検事はある事件の被疑者を担当することとなった。複数の女性を集団自殺に誘う振りをして殺害したことを認めていたが、公判直前に証言を翻されて苦戦していた。彼…
葉真中顕 「家族」明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。葉真中さんの新しい作品を買ってみました。 ある女性が交番で保護されたことで一つの事件が発覚した。ある女が彼女を「家族」と見なして監禁、暴行しており、同様にして「家…
櫛木理宇 「拷問依存症」櫛木さんの依存症シリーズ新刊が出ていたので買ってみました。 ラブホテルの廃墟にて男性とみられる遺体が発見された。指を切断されているなど遺体には無数の損傷があったが、これらはすべて生きている時に実施された拷問であると判…
染井為人 「ひきこもり家族」気になってはいたけど後回しにしていた染井さんの新しめな作品を買ってみました。 20年もの間引きこもっていた息子と暮らす母親は、あるとき娘が見つけてきた自立支援センターを頼ることにした。心を鬼にして自立支援センターに…
天祢涼 「その血は瞳に映らない」あらすじを読んで面白そうだったので買ってみました。 あるアパートに住む母娘が同じアパートに住む男性に襲撃されて、母親が死亡、娘は負傷した。犯行動機については「死刑になりたなかったから、誰でも良かった」と供述し…
夏原エヰジ 「カワイソウ、って言ってあげよっかw」夏原さんの「ぜんぶ、あなたのためだから」が面白かったので、別の作品を読んでみました。 あるカフェに5人の女性たちが集まっていた。彼女らは大学の同級生であり、全員が30歳になったところであった。そ…
薬丸岳 「こうふくろう」薬丸さんの新刊が出ていたので買ってみました。 2020年、主人公の女子大学生はコロナ禍の影響で人と会うことも遊ぶことも出来ず、寂しさと苦しさを感じる日々であった。ある時、池袋駅周辺に若者が集まっているのをテレビで見たので…
櫛木理宇 「骨と肉」櫛木さんの作品で気になってはいたけど後回しなっていたこちらにようやく手を付けました。 身体の一部が切り取られた女性の死体が発見される。主人公の刑事は部位の切り取られ方と被害者の顔立ちがかつて故郷で起きた連続死体遺棄事件と…
葉真中顕 「絶叫」葉真中さんの作品の中で面白そうな物があったので買ってみました。 マンションで女性の死体が発見された。主人公の女性刑事は孤独死したこの女性に対して歳や離婚歴なども自分に似ていると親近感を覚える。しかし女性の身元を調べていく彼…
佐野広美 「氾濫の家」佐野さんの新しめの作品が面白そうだったので買ってみました。 主人公である50代主婦は隣の家で殺人事件が発生していることを捜査に来た警察に知らされる。事情聴取の中で隣の家の夫婦には息子がいた事、夫が大学教授であることなどを…
新川帆立 「目には目を」新川さんの新刊が出ていたので買ってみました。私がこれまで読んだ新川さんの作品はこれほど重たいテーマではなかったのでどんな作品になっているのかと気になっていました。 少女を殺害して少年院に入った少年が、退院後に少女の母…
葉真中顕 「コクーン」葉真中さんの作品で気になる者があったので読んでみました。 宗教団体「シンラ」のメンバーたちがテロ事件を引き起こして騒動となる。その団体の教祖やメンバーと関わった人物の前には金色に輝く蝶の幻が現れていた。テロ事件により息…
中山七里 「連続殺人鬼カエル男 完結編」「連続殺人鬼カエル男」シリーズの最新刊が出ていたので買ってみました。久しぶりに続編が出たと思ったら前作から5年以上も経っていたのですね。 トラックに生きたまま括りつけられ、高速道路で引き摺られて死亡した…
葉真中顕 「ロスト・ケア」葉真中さんの作品ではこれが面白いと聞いたので買ってみました。 主人公検察官は父親の高級有料老人ホームを高校生時代の友人に紹介してもらっていた。財産がありそういった施設に入れれば良いが、かつては美風と言われていた家族…
献鹿狸太郎 「地ごく」この作品が面白いという話を聴いたので買ってみました。 弱者をテーマとした作品になります。本作は2つの章があり、一つ目は俗にいう弱者男性が自分よりもみすぼらしい老人を見下して日々の鬱屈を晴らして暮らしている物語。二つ目は他…
小林由香 「魔者」小林さんの新刊が出ていたので買ってみました。 主人公の週刊誌記者はある覆面作家の新刊の内容が自分の幼少のエピソードとそっくりであることは発見する。その作品の刊行日が事故死した姉の命日であることも偶然とは思えず、自分の兄が殺…
櫛木理宇 「虜囚の犬」続編の「死蝋の匣」を先に読んでしまったので前作にあたるこちらを読んでみました。 元家裁調査官の男性はかつて担当した少年が遺体で見つかったと友人の刑事から知らされる。しかもその少年は自宅に女性を監禁して犬のような扱いをし…
桐野夏生 「優しいおとな」こちらの作品が面白いと聞いたので買ってみました。 少年イオンはスラムと化したシブヤで野宿生活をしていた。ホームレスを支援する団体やホームレスの集まりにも頼らず頑なに一人で生きていくことを選んでいる。イオンは「優しい…
葉真中顕 「鼓動」あらすじを読んで面白そうだったので買ってみました。 ホームレスの女性が焼死体で発見される事件が発生し犯人の男性が逮捕された。ホームレスに生きている価値はないと述べるだけでなく、自身の父親も介護をしたくないことを理由に殺害し…
櫛木理宇 「死蝋の匣」櫛木さんの新刊が発売されていたので買ってみました。 芸能事務所を経営している男女二人が殺害される事件が発生し、現場には犯人が残していったものと思われる「死蝋」の一部が発見される。犯人がなぜ死蠟を持ち歩いていたか謎が深ま…
犬塚理人 「灰色の評決」犬塚さんの作品で面白そうなものを見つけたので読んでみました。 主人公の男性はある事件の裁判員となっていた。犯人が別にいて被告人は冤罪なのではと考える裁判員が数人いたが最終的には裁判員全員が有罪と判断して結審し、死刑判…
高野結史 「臨床法医学者・真壁天 秘密基地の首吊り死体」高野さんの「奇岩館の殺人」が面白かったので他の作品も買ってみました。本作が発売された当時はこのミス 大賞・隠し玉作品と紹介されていました 主人公である法医学者の男性は児童虐待を鑑定する臨…
岡崎琢磨 「鏡の国」書店で平積みされていたのが気になったので買ってみました。 亡くなった大物作家が残した遺稿「鏡の国」が発見された。デビュー前に完成させたこの作品は自身の経験を書いたノンフィクションであり、それを死の目前に修正したものであっ…
櫛木理宇 「監禁依存症」櫛木さんの新しめの作品を買ってみました。発売した時から気になってはいたけど後回しになっていました。 性犯罪の加害者側の弁護をすることで有名な弁護士がいた。被害者側を責め立てて心を折ることで示談に持ち込む手口で悪名高か…
一本木透 「あなたに心はありますか?」一本木さんの新刊が出ていたので買ってみました。デビュー作の「だから殺せなかった」から4年ぶりの新刊とのこと。 主人公はAIの研究をしている教授で人の心をAIで作り出すことを目標に研究していた。あるシンポジウム…
犬塚理人 「眠りの神」知り合いが教えてくれた作品。犬塚さんの作品はかなり前に「人間狩り」を読んで以来です。 主人公の女性医師はスイスにて安楽死を執行するボランティア団体に所属していた。尊厳ある死を提供する手伝いをしている、と自分では考えてい…
下村敦史 「逆転正義」下村さんの新刊が出ていたので買ってみました。 正義感をテーマにした短編集となります。日常生活やSNSの中で行き過ぎた正義感によって炎上やトラブルにつながることがよく見られるようになったことに対しての警笛として本書が描かれて…
櫛木理宇 「少年籠城」櫛木さんの最新の作品が面白そうだったので買ってみました。 主人公は子ども食堂の主人。街の河原で児童の遺体が発見され、児童に性的暴行を繰り返していた少年が犯人として疑われていた。その少年は子分の子とともに追ってきた警官か…