花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

感動系

山田宗樹 きっと誰かが祈ってる

山田宗樹 「きっと誰かが祈ってる」今年のGWは順調に読書が進んでいます山田さんの作品で気になるものを見つけたので読んでみました。 主人公は乳児院にて実親と暮らせない2歳までの子供たちの母親役「マザー」を担っていた。里親が決まったときの別れは辛い…

遠田潤子 銀花の蔵

遠田潤子 「銀花の蔵」遠田さんの一番新しい作品を読んでみました。 あるとき主人公の父親が実家の醤油蔵を継ぐことになった。その蔵には座敷童が住んでおり当主に相応しい人物にのみ見えるとされていたが、父ではなくで血のつながっていない主人公が座敷童…

遠田潤子 雪の鉄樹

遠田潤子 「雪の鉄樹」以前遠田さんの作品がよかったので別の作品を読んでみました。 主人公は庭師の男性。彼は過去に起きた事件の償いとして一人の少年の世話役を赤子のときからしていた。しかし少年の祖母からは奴隷のような扱いをされていて周囲からも憐…

まさきとしか 大人になれない

まさきとしか 「大人になれない」概要を読んで気になったため読んでみました。 母親に捨てられた小学生が親戚の家で暮らすことになった。その家には無職の中年、引きこもり、毒親など早熟な少年から見ると生きている価値を感じられない人々ばかりであった。…

きみの友だち 重松清

「きみの友だち」 重松清以前コミュニティで紹介されているのを見て買ってみました。 メインの人物である足の不自由な女性の周りで起きた友達関係にまつわるエピソードの短編集です。突然現れた転校生に対抗する男の子、常に周りから孤立しないように気を配…

朝井リョウ 星やどりの声

朝井リョウ 「星やどりの声」朝井さんの作品でこれがおススメだと教えてもらったので読んでみました。 喫茶店「星やどり」を経営する7人家族がいた。早くに亡くなった父の残した店をみんな好いていたが、それぞれに悩みを抱えており徐々にすれ違いが生じ始め…

宮下奈都 羊と鋼の森

宮下奈都 「羊と鋼の森」いつか読もう、と思っていた話題品に手を出しました。 主人公は調律師の青年。学校のピアノを調整しに来た調律師の仕事を見て調律師を目指すことを決めて村を出ていく。調律師として仕事を始めて間もなく、ある双子がいる家の調律に…

天童荒太 悼む人

天童荒太 「悼む人」結構前に映画化した作品。主人公は旅をする青年。人が亡くなった場所に行って「その人は誰に愛されて、愛していたでしょうか。どんなことをして誰に感謝されていましたか」と聞き、そのことを胸に祈りをささげて悼むことからネット上で「…