花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

中山七里 贖罪の奏鳴曲

中山七里 「贖罪の奏鳴曲」GW一冊目はもらいものから。 主人公の御子柴は殺人の罪で少年院にいた過去があった。高額の報酬と引き換えにあらゆる手段で勝ちを取る弁護士として有名だった彼は高額の保険金をかけられた夫の生命維持装置を停止させたとして罪に…

長岡弘樹 白衣の嘘

長岡弘樹 「白衣の嘘」タイトルが気になって買ってみました。著者の名前に見覚えがあるのでどこかで読んだかもしれない。 医療ミステリーの短編集となっています。各章で出てくる出来事の真相を探るという内容です。ミステリーとしてみるとかなりうまくまと…

秋吉理香子 放課後に死者は戻る

秋吉理香子 「放課後に死者は戻る」秋吉さんの作品で評価高めなのを選んでみました。 主人公は高校生の少年。誰かからの手紙で呼び出され、崖から落とされてしまう。目が覚めてみるとそのとき一緒に落ちてしまった別の少年と体が入れ替わってしまっていた。…

大門剛明 「テミスの求刑」

大門剛明 「テミスの求刑」こちらも貰いもの。人からもらうと自分では買わない本がまわってくるのでいい機会だと思っています。 主人公は検察事務官の女性。自身の父親を殺害した罪で刑務所にいた男性が獄中で自殺していたことを知る。また獄中からの手紙で…

移設のご挨拶

はじめまして、ハナと申します。 amebaから移設してこちらでブログを書くことにしました。 このブログでは私が読んだ本の感想や考えたことを載せています。 一番の目的は自分が読んだ本の内容を忘れないための備忘録で、そのついでにちょっとでも作品を知る…

柚月裕子 ウツボカズラの甘い息

柚月裕子 「ウツボカズラの甘い息」今回は人からの貰いものです。この作品は色んなところで紹介されているのを見たことがあります。 日頃の忙しさで女性としての磨きを一切しなくなっていた女性はあるとき中学の元同級生と出会う。中学時代は美少女だった自…