花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

湊かなえ 豆の上で眠る

湊かなえ 「豆の上で眠る」本屋で平積みされていて気になっていた作品。 主人公には姉がおり、小学生のときに行方不明となる。あらゆる手段を使っても見つからなかったが、あるとき神社で発見されて保護される。しかし主人公は戻ってきた姉が偽物なのではと…

深木章子 猫には推理がよく似合う

深木章子 「猫には推理がよく似合う」「敗者の告白」がよかったので別の本を買ってみました。 主人公は法律事務所で働く女性。その事務所内ではスコティッシュフォールドのスコティが飼われており、主人公とだけは会話をすることが出来た。ある日スコティが…

辻村深月 凍りのクジラ

辻村深月 「凍りのクジラ」冬休み4冊目。休み中にこれほど読書したのは初めてかもしれない。 主人公は写真家であった父親の影響で藤子・F・不二夫が好きな女子高生。その父は失踪していまい、母親も入院生活をしている。彼女はその性格からどこにでも溶け込…

降田天 彼女はもどらない

降田天 「彼女はもどらない」冬休み三冊目。タイトルが気になって買ったシリーズのもう一冊。 雑誌編集者の女性が娘のためにアニメキャラなどのコスプレ衣装を自作している男性を取り上げる企画を担当することになる。彼女は彼がしていることはただの自己満…

深木章子 敗者の告白

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。 深木章子 「敗者の告白」新年一冊目は初めて読む作家さんからスタート。タイトルがかっこよくて買いました。女性とその息子が山荘のベランダから転落死した。容疑者として夫が提訴され無罪を…