花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

垣谷美雨 後悔病棟

垣谷美雨 「後悔病棟」垣谷さんの作品で気になる作品を見つけたので読んでみました。 主人公の女医は患者の気持ちを汲み取れずに失言してしまうことを悩んでいた。あるとき拾った聴診器をあてると患者の心の声が聞こえ、余命が近い患者が悔いている過去を読…

村山由佳 嘘 Love Lies

村山由佳 「嘘 Love Lies」あらすじが気になったので読んでみました。 主人公の男性はネグレクトな家庭で育ったが、中学生になりようやく親しい友人たちが出来た。あるときそのうちの一人の女子が不審者から暴行を受け、知り合いの暴力団の男に頼み犯人を見…

林真理子 小説8050

林真理子 「小説8050」知り合いの紹介で読んでみました。 主人公の男性には中学生から7年間引きこもり続けている息子がいた。ある時娘が結婚を考えていたが、弟が原因で破談になることを懸念していると打ち明けられる。意を決して息子と向き合ってみると、中…

山田宗樹 きっと誰かが祈ってる

山田宗樹 「きっと誰かが祈ってる」今年のGWは順調に読書が進んでいます山田さんの作品で気になるものを見つけたので読んでみました。 主人公は乳児院にて実親と暮らせない2歳までの子供たちの母親役「マザー」を担っていた。里親が決まったときの別れは辛い…

浅倉秋成 六人の嘘つきな大学生

浅倉秋成 「六人の嘘つきな大学生」あらすじが気になったので読んでみました。 急成長した企業の最終選考に6人の大学生が残っていた。最終選考はグループディスカッションで、一か月後の本番までに6人でチームとして議論する準備をするように言い渡される。…