夢野久作 「少女地獄」
amazonでおすすめに出てきたので買ってみました。
著者は1889年生まれの古い本です。
短編集になっており、一番長い「少女地獄」は虚言癖のある天才的な看護師が周囲を翻弄するというお話です。
読まなくていい本です。
文章全体が古い日本語と言い回しになっていて読みづらい上に、それらを我慢してまで読む楽しさは何もありませんでした。
つまらないからあっという間に読めました。
調べてみると本書は「日本の探偵小説の白眉」「奇書」として知られているそうです。
町田康の「人間小唄」のような「良さを理解出来たら読書家として気取れる」という一種のステータス本ですかね。
私は気取る気ないので「読まなくていい本」と明言します。
「ドグラ・マグラ」がこの著者の代表作とのことなのでそっち読んだ方が良かったのかも。