花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

逸木裕 銀色の国

逸木裕 「銀色の国」逸木さんの文庫本が新しく出ていたので買ってみました。 主人公はNPOで自殺対策に取り組む男性。彼がかつて対応して立ち直ったと見ていた男性が自殺したと連絡がある。遺族によると彼は自殺前にVRゲームに没頭していたと聞き、友人のゲー…

恐れのない組織 「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

エイミー・C・エドモンドソン 「恐れのない組織 「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす」仕事で使うために読んだ書籍は上げないようにしているのですが、これは職種問わずためになりそうなので書評を書いてみます 近年注目となっている「…

久住四季 星読島に星は流れた

久住四季 「星読島に星は流れた」久住さんの作品で面白そうなものがあったので買ってみました。 主人公のものとある島への招待状が届く。その島は数年に一度隕石が落ちてくるという奇跡の島であり、しかも招待された客が滞在している間に隕石が落ちた場合は…

下村敦史 ガウディの遺言

下村敦史 「ガウディの遺言」下村さんの新刊が出ていたので買ってみました。 主人公の女性は外出したまま帰ってこない父を探していると父の友人がサグラダファミリアの塔から吊るされて殺害されているのを発見してしまう。現場の状況からサグラダファミリア…