2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧
山田宗樹 「黒い春」同著者の中では上位に入るおススメ作品として紹介されていました。薬物中毒で死亡した女性の司法解剖をしていると肺に黒い斑点がついているのを発見する。サンプルを取って調べると黒い胞子が定着していることが分かり、新種の菌ではと調…
樋口明雄 「ハルカの空」前に読んだ「天空の犬」の続編です。本作は山岳救助隊のメンバーにフォーカスをあてた短編集になっています。なぜ山で働くことを選んだか、山に対してどんな思いを持っているのか、がそれぞれのメンバーのエピソードとして書かれてい…
道尾秀介 「向日葵の咲かない夏」ミステリー小説を探してたら「読むべきミステリー小説20選」にこれが選ばれているのを見て読んでみることにしました。本好きのコミュニティで何回か題名を聞いたことがあります。主人公の少年はS君の家に夏休みの課題を届け…
齋藤孝 「使える!「孫子の兵法」」今回は雑学系です。先月テレビで孫子の兵法について著者が紹介していたのが気になって買ってみました。番組終わってアマゾン見たら売り切れてたんで少し間が空きましたが・・・。孫子の兵法について著者が役立つ部分の紹介…
逢坂剛 「幻の翼」前に読んだ「百舌の叫ぶ夜」の続きです。前作の顛末をマスコミに持ち込んで公表しようとする主人公の刑事。その内容は政治的な陰謀が暴露されるものであったために掲載を断られてしまう。その一方で崖から落ちて死亡したと思われた「百舌」…
樋口昭雄 「天空の犬」本好きのコミュニティで紹介されていた本を買ってみました。シリーズものの一番最初です。主人公は救助犬メイと共に救助活動をする女性。彼女は意識を色で視認できるという能力を持っていたが、東日本大震災の被災地に派遣された際にお…
春口裕子 「行方」以前この著者の「悪母」が良かったので別の作品を読んでみました。パートで遅くなるからと保育園に預けていた娘が公園で行方不明となった。ママ友の一人が自分の娘と遊ばせるために保育園から公園に連れ出したが、目を離した際に彼女の娘と…