花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

汐街コナ 「死ぬくらいなら会社辞めれば」が出来ない理由

汐街コナ 「死ぬくらいなら会社辞めれば」が出来ない理由本屋で見かけて気になったので買ってみました。かなり売れてるらしいです。内容はタイトルどおりです。大項目は・なぜ死ぬまで頑張りすぎてしまうのか・死なないための考え方・ストレスを少しでも減ら…

黒川博行 迅雷

黒川博行 「迅雷」今回はもらいものです。読んだことのない作家。主人公は鉄くずを集めて売りさばく仕事をしている男性。交通事故にあって入院していると同室の男性と親しくなり、一儲けしないかと誘われる。その方法はヤクザの上層部を誘拐して身代金をいた…

東野圭吾 虚ろな十字架

東野圭吾 「虚ろな十字架」2年半前くらいに読んだ作品。東野圭吾好きなのでなるべく読むようにしてます。今月文庫化されたので、当時の感想を書かせてもらいます。 主人公は動物葬儀屋の主人。かつて娘を金目当ての強盗に殺害され、妻と二人で死刑を勝ち取る…

宇佐美まこと 愚者の毒

宇佐美まこと 「愚者の毒」本屋に平積みされているのを見て買ってみました。主人公は職安で出会った葉子と希美という二人の女性。妹の息子を引き取ったことで常にお金に困っていた葉子は希美の紹介で希美の知り合いの家で家政婦として働きだす。息子ともども…

竹本健治 涙香迷宮

竹本健治 「涙香迷宮」「このミステリーがすごい!2017年度版 1位」というのに惹かれて買ってみました。主人公は天才と称される囲碁棋士。ある旅館で囲碁をしている最中に殺害されたと思われる遺体が見つかる。主人公には残された盤面から何か分からないかと…