宇佐美まこと 「少女たちは夜歩く」
久しぶりに宇佐美さんの作品を読んでみました。
真ん中に山城のある街を舞台に起こる奇妙な出来事を描いた短編集です。
ファンタジーとリアルのホラーが半々といった内容なのですが中途半端な感じがしてあまり楽しめませんでした。
私がホラー読み慣れていないというのもありそうですが、どっちか一つにまとめた方が良かったのではと思えました。
登場人物たちそれぞれにミステリーテイストな部分もあり繋がりは上手く出来ているのですが、ホラーの部分にファンタジー要素があるため推理したりは出来ません。
宇佐美さんの作品自体は好きだったのですが、ホラー系は誰の著書でも私はあまり楽しめないようです。
ですので本作そのものの評価はしないでおきます。ホラー系が得意な方に任せるとしましょう。
