青塚美穂 「スニッファー嗅覚捜査官」
今回はもらいものの一冊。今放送しているドラマ版と表紙が二重になっていました。
主人公は刑事。異動した先で出会ったのは匂いで事件を解くコンサルタントであった。彼は匂いから犯人の年齢、仕事、生活環境などをすべて言い当てるスペシャリストであった。
その分かなりの変人で、主人公は振り回されつつも事件解決のために彼とコンビとなって事件に挑む、というお話。
この作品はミステリーというよりはエンターテイメント系の短編小説です。手がかりが匂いだけなので推理したりする要素はありません。なので気構えずに読めます。
またその分登場人物のキャラが濃いので読んでて面白いです。主人公とコンサルタントのやり取りはなかなか笑える。
それと小話ですがこの本の原作となるウクライナ版の小説があるようです。
今はドラマもやってるので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。