花の本棚

読んだ本の感想や考えたことを書いています

阿津川辰海 透明人間は密室に潜む

阿津川辰海 「透明人間は密室に潜む 」
阿津川さんの短編集があったので読んでみました。

 

f:id:flower_bookmark:20210404111455j:plain



 
4つの短編ミステリーを収録した作品です。
どの章も短編でありながらもミステリーとして上手く作られている印象でした。阿津川さんというと「紅蓮館の殺人」や「蒼海館の殺人」といった長編ミステリーの評価が高いので短編だとどうなのか?と思い手に取りましたがとても楽しめました。
タイトルになっているのは第一章で透明人間が人間社会に共存している世界のお話になっています。読んでみると透明人間の設定がちゃんと作りこまれています。他の章もそうでしたが短編では雑になりがちな舞台設定をしっかりしていてすごいと思いました
 
短編集なので短い時間でサクッと読みたいときにおススメです。